スペアナDSA815-TR
RIGOL社製、スペクトラム・アナライザDSA815TR
<<日本語マニュアル 2012年7月版>> 
Publication Number UGD03106-1110
Copyright 2011 RIGOL Technologies, Inc. All Rights Reserved.
この日本語マニュアルは無許可複製厳禁 内容については一切責任を負わない。
 
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マニュアル#1
マニュアル#2
マニュアル#3

 
21ページ
01 1 LCD画面
2 メニュ・ソフトキー/メニュ・コントロールキー
3 ファンクションキー・エリア
4 ノブ
5 ディレクションキー
6 テンキー
7 RF入力
8 トラジェネ出力
9 イヤフォン
10 USBホスト
11 パワーSW
12 ヘルプボタン
13 プリントボタン
14 プリセットボタン
 
 
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22ページ  
<基本機能キー エリア>
02
[FREQ] センタ周波数、スタート周波数、ストップ周波数のセット。 シグナル・トラッキング機能の設定
[SPAN] スイープする周波数スパンの設定
[AMPT] ・リファレンス・レベル、 RFアッテネータ、 スケール Y軸などの設定
・参照レベル・オフセット、最大ミキシング・レベル、 入力インピーダンスの設定。
・RFプリアンプをONして、オートスケール、オートレンジ を実行する
 
 
<コントロールキー エリア>
03
[BW/Det] RBW、VBWの設定。
検波器、フィルタタイプの設定
[Sweep/Trig] スイープとトリガのパラメータ設定
[Trace/P/FT] ・トレース関係のパラメータ設定。
・パス/フェイル テストの設定。
[TG] トラッキング・ジェネレータの設定
 
 
<メジャキー エリア>
04
[Meas] 計測機能の選択と制御
[MeasSetup] 選択した計測機能のパラメータ設定
[Demod] 復調機能の設定
 
 
<マーカキー エリア>
05
[Marker] トレース点での振幅、周波数、スイープ時間の読み込み
[Marker
  --> ]
現マーカ値での他のシステム・パラメータの設定
[Marker
 Fctn]
マーカの別機能・・・ ノイズマーカ、NdB、バンド幅測定、周波数カウンタなど
[Peak] ピーク探査メニュなど出す
 
 
<ユーティリティキー エリア>
06
[System] システム・パラメータの設定
[Print
 Setup> ]
プリンタ用設定
[Storage] ファイル保存と設定呼び出し機能
 
 
<その他キー エリア>
07
[Auto] 周波数のフルレンジで自動的に信号探査する
[User
 Key> ]
ショートカット・キーのユーザ設定
 
 
ファンクションキー・エリア
08
[Preset] 工場出荷状態、ユーザ設定状態にする
[Printer
 マーク]
現画面のプリントアウトまたは保存
[Help] ヘルプの表示
 
 
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24ページ
 フロントパネル・キーの点灯について
 
キーの点灯の時の状態を以下に説明する
 
1.[PowerSW]
点滅はスタンバイ状態、点灯は通常動作状態を示す。
 
2.[TG]
点灯でトラッキング・ジェネレータが動作中
 
3.[Auto]
点灯でオート状態になり、周波数フルレンジでスイープを開始し、
最大振幅レンジで信号をサーチし、それをスクリーンの
センターに表示して終了する。そして消灯する。
 
4.[Meas]
VSWRや他の特殊測定をするとき点灯する。
その間他の測定機能は動作しない。
*この機能はDSA815に相当のオプションを付加した時だけ機能する。
 
 
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25ページ
フロントパネルのコネクタ
09
1.USB Hostコネクタ
本機はUSBホストとして動作可能。USBス記録装置や USB-GPIBインタフェースを前面パネルのコネクタに接続可能。  
・USB記録装置
USB記録装置内のトレース情報、状態記録ファイルの読み込み、 またそれらの保存、現スクリーン上の映像をビットマップ形式 (.bmp)で保存できる。
 
・USB-GPIBインタフェース変換装置
GP-IBインタフェースの接続が可能
 
2.イヤフォン・ジャック
本機はAM/FMの復調ができる。その復調信号を聞くことができる。 [Demod]キーを押し、[Demod Setup]キーから出力のオン・オフ、 ボリュームを調整できる。
 
 
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26ページ
フロントパネルのコネクタ(2)
10
3.GEN OUTPUT 50Ω
トラッキング・ジェネレータ出力端子。
<注意>トラジェネ回路へのダメージを防ぐために、逆入力電力(反射電力)は 1Wを、電圧は50VDCを超えてはいけない。
 
4.RF INPUT 50Ω
測定対象の信号の入力端子。
<注意>本機へのダメージを防ぐために、連続したDC成分は50Vを、 RFのAC成分は20dBm(0.1W)を、 それぞれ個別で超えてはいけない。
 
 
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27ページ
数字キーボードの利用
 
本機には前面パネルに数字キーボードがあり、数字と、 英大文字・小文字、小数点、#、スペース、+、−の 記号が使える。ファイル・フォルダ名、パラメータの 入力に使える。
11 1.[+/-]キー
パラメータ入力の間は数字入力用に固定され、+、−の 入力になる。押すと−、+の順に変わる。 ファイル・フォルダ名を入力中に押すと漢字、英文字、数字の 切り替えができる。
2.数字/文字キー
これらは数字、文字を直接入力できる。[1]キーは英大文字、小文字の 切り替え。[0]キーは0とスペース。
3.[.#]キー
数字入力でカーソル位置に小数点が入力される。英文字入力時は#が 入力される。漢字では無効。
4.[Enter]キー
パラメータ入力時に押すと、入力が完了し、自動的にデフォルトの単位 が設定される。
5.[Esc]キー
パラメータ入力時に押すとそれまでの入力はクリアされ、 パラメータ入力を終了する。ファイル名入力時に押すと、それまでの入力を クリアする。主測定画面が表示されている時に押すと、その時アクティブに なっている機能がオフになる。
キーボードテストの時、現在のテストモードを終了する。スクリーンが ロックしているときに押すと、ロックが解除される。
6.[Back]キー
パラメータ入力時に押すと、文字を消去してカーソルが戻る。
 
 
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29ページ
リア・パネル
12
1.AC電源コネクタ
100V-240V 45Hz-440Hz
2.フューズケースのふた
ここを開けてフューズ交換する。 250VAC, T2Aフューズ
3.セキュリティロック用の穴
4.USBインタフェース
USB接続して本機をスレーブ装置として利用できる。
PictBridge仕様でプリンタを接続すると印刷ができる。
PCに接続するとリモート制御できる。
5.LANインタフェース
LXI-Cクラス標準装置としてLAN接続し、 本機をリモート制御することができる
6.外部トリガ入力端子
外部トリガモードのトリガ信号入力端子(BNC接続)
7.10MHz出力端子
本機は外部参照信号源にでき、10MHzのクロック 信号を出力できる。 他の装置との同期用に利用できる
8.10MHz入力端子
この外部入力端子に10MHzクロック信号を 入力すると、本機の外部参照信号として利用できる。その時、 画面のステータス・バーには「Ext Ref」と表示される。
外部入力が切れると自動的に内蔵信号源に切り替わり 「Ext Ref」の表示が消える。
[10MHz IN]と[10MHz OUT]の端子は通常、複数の測定器間で 同期を取るために利用するものである。
9.ハンドル
 
 
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31ページ
13
図1−10 ユーザ・インタフェース
14 1.RIGOLロゴ
2.システムステータス
Auto Tune, Auto Range, Wait for Trigger, Calibrating, UNCAL(未校正での測定), Identification(LXI ID)のどれかが表示
3.外部クロック参照
外部クロック動作時に「Ext Ref」が表示
4.システム時間
15 5.入力インピーダンス
入力インピーダンスが75Ωの時、「75Ω」と 表示される。
6.プリンタステータス
この2つがブリンク= プリンタ接続処理中
=プリンタ接続状態
この2つがブリンク= プリントアウト中
=プリンタポーズ状態
7.プリンタ印刷枚数
印刷済み枚数/全印刷枚数
8.USB保存デバイス
=USBデバイス接続表示
9.オペレーション・ステータス
[Local]=ローカルモード、[Rmt]リモート・モード
10.ファンクション・メニューのタイトル
11.ファンクション・メニューの項目


14 12.リファレンス・レベル
13.アクティブ・ファンクション・エリア
機能中のパラメータとその値
14.アッテネータの設定
15.ディスプレイ・ライン DL
参照値とピーク値表示のスレッショルド条件を読むためのライン
16.トリガ・レベル TL
ビデオ・トリガのトリガレベルの設定用
17.アベレージ・タイム
トレースの平均タイム
15 18.カーソルX
現カーソルのX値。X値は別機能では別の値に なるので注意。
19.カーソルY
現カーソルのY値。Y値は別機能では別の値に なるので注意。
20.無効データ
システムパラメータが修正されて、 スイープが完了していない間このマークがでて、 その間表示されているデータは無効である事を示す。
17 21.メニュー・ページ
22.スイープ・ポジション
23.スイープ・タイム
24.スパン/ストップ周波数
スイープ・チャネルの周波数レンジ表示
・センタ周波数とスパン   または
・スタート周波数とストップ周波数
25.マニュアル設定マーク
マニュアルモードでセットしたパラメータに表示される
16 26.VBW
27.スペクトラム波形
28.RBW
29.スタート周波数/センタ周波数
30.Y軸スケール
18 31.ステータス・バー(左端のアイコン列)
各種パラメータの状態を示すアイコンが縦に並ぶ
32.検波のタイプ
Pos peak, Neg peak, Sample, Normal, RMS Avg, Voltage Avg, Quasi peak
33.トリガ・タイプ
Free, Video, External
34.スイープ・モード
連続スイープ、単一スイープ
35.コレクション・スイッチ
振幅修正スイッチのON/OFF
36.シグナル・トラッキング
シグナル・トラッキングのON/OFF
19 37.プリアンプの状態
プリアンプのON/OFF
38.トレース1(タイプと状態)
トレースタイプ=Clear Write, Freeze, Max Hold, Min Hold, Video Avg, Power Avg
トレース状態=黄色(ON), グレー(OFF)
39.トレース2(タイプと状態)
トレースタイプ=Clear Write, Freeze, Max Hold, Min Hold, Video Avg, Power Avg
トレース状態=黄色(ON), グレー(OFF)
40.トレース3(タイプと状態)
トレースタイプ=Clear Write, Freeze, Max Hold, Min Hold, Video Avg, Power Avg
トレース状態=黄色(ON), グレー(OFF)
41.算術トレースのタイプと型
トレースタイプ=A-B, A+C, A-C
トレース状態=グリーン(ON), グレー(OFF)
42.ユーザ定義キーの状態
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