ラジコン用タコメータ RCD3063 V2.0の使い方


ラジコンヘリのロータ回転数の計測、飛行機のプロペラ回転数の計測 をする 安価なタコメータを入手したので、その使い方を説明する。

このタコメータは中国製で、直輸入すると$26(送料込み 2016 May 現在 3000円弱)。
Aliexpress 検索=rc tachometer

注=ラジコンヘリ・飛行機操縦中に自分で計測してはいけない。 必ず他者が計測すること。以下全て自己責任のこと。本サイト内容はあらゆる責任を負わない。

このタコメータは色々なモードがあり、最初は分かり難い。取りあえず、ヘリのメインロータの 回転数を計測するまでの手順をざっと紹介している。*印の行の説明は最初はあまり読まずに、 メインロータの回転数を計測するまでをやってみて、操作に慣れるといい。

電源を入れるには 赤いボタンを押す。
真ん中の液晶表示部にしばらくテスト表示が出て、次の写真のような表示になる。

電源をOFFにするボタンは無い。60秒無操作で自動OFFになる。

電源ON後、この「H−Fx」表示が出れば、そのまま5秒ほど待つと、 RPM計測の表示になる(3つ下の写真)。
RPM計測の表示になったら、ロータ回転数を計測する。
もし、1つ下の写真のような表示が出れば、すかさず、赤いボタンを2秒ほど押して この「H−Fx」の表示にする。そして、そのまま待てばRPM計測の表示になる。

*この「H−Fx」表示ではシャッター(丸い液晶部分)の明るさを設定する。+/−でFxの 数値を上げ下げすると、シャッターの明るさを変えられる。

(参考)電源OFFになった時の状態が残るので、前の電源OFF時に「A−bx」 のモードになっていると、次電源ONした時も「A−bx」モードから始まるのだ。

電源投入後、この「A−bx」表示になったら、赤いボタンを2秒以上押し続ける。 すると上の「H−Fx」表示に変わる。

*この「A−bxの表示では、「光センサ計測モード」になっていて、固定翼飛行機 のプロペラのRPM計測ができるようになる。ヘリコプタでは使わない。

*「A−bx」ではブレードの枚数を設定する。+/−ボタンでブレード枚数2〜5を 設定する。

写真2つ上の「H−Fx」表示が出て5秒後に、この表示が一瞬出て、この下の 写真のRPM計測の状態になる。

*この表示は計測値を保存できるページの番号を表示している。6つまで記憶できる。
記憶させるための操作は特に何ない。下の写真のRPM計測の数字が表示されている状態で 赤ボタンを短押しすると(ポンと1回押す)、この「P 0x」表示になり、+/−ボタン でページを選択して、再度赤ボタンをポンと押して、数字表示すれば、そのページで RPM計測値がそのまま残る、という仕掛け。電源OFFしても残っている。

これでRPM計測の状態。もうこれで丸いシャッター部分はパシャパシャと瞬いている。 蛍光灯や換気扇をシャッター部分からのぞくと分かる。

この表示になって、シャッター(丸い液晶部分)を 通して、ヘリの回転しているブレードを見ると、ブレードの残像のようなものが見える。
そして「+/−」ボタンを押して、シャッター・スピードを変化させて、ブレード残像が 止まると、その時の表示部の数値が、ブレードの回転数になる。

 

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