![]() 図1>元になる観測波形は周波数392.6Hzのサイン波。 (ブレッドボードにOPアンプ1個とCRで組んだ発振回路の波形) |
![]() 図2>Verticalボタン群の「MATH」ボタンを押して、ソフトボタン中 の「操作」で「FFT」を選択する。 下半分がFFT表示になる。この状態でのHorizontal群の 操作はFFT画面への操作になることが要注意。波形の方へは影響しない。 上図のFFT表示では、縦軸の 1目盛=20dBVrms、横軸の1目盛=5kHz になっている。 画面まん中の白横線の下の表示がそれ。縦軸はLogスケール(変更可)。全画面の 一番下の、右端の緑文字は、窓関数=Blackman、FFT画面周波数軸中央で 30.000kHz という状態である事を表示している。 |
![]() 図3>図2の表示の状態で、Horizontalボタン群の「Position」ボタンを 少し操作すると、FFT表示のスペクトル波形全体が左右に動く。 そして「Center Freq = 30.000kHz」と表示が出て、周波数軸中央ので 30.000kHz という状態になっている事を示す。 |
![]() 図4>図2の状態(Mathボタン押下モード)で、「Horizontal」ノブを回すと、 FFTスペクトル波形の全体が伸び縮みする。 上図は図3に比べて倍に伸びている。周波数 軸(横軸)が1目盛=2.5kHzに変わっている。 |
![]() 図5>同様に「Horizontal」ノブで今度は、周波数軸全体を縮めた様子。 横軸の1目盛=25kHzになった状態。周波数高域ではピークが出ていない。 しかし、図4、5では392.6Hzの波形のピーク付近が分かり難い。 そこで図6へ・・ |
![]() 図6>ここではFFT画面の周波数軸をもっと広げてみる。しかしこの操作は FFT画面の方ではなく、画面上段の基本波形の時間軸をいじる必要がある。 そこでVerticalボタン群の「CH1」ボタンを押す。 これ以降のHorizontalの操作は画面上段の波形画面への操作になる ことが要注意。(CH1ボタン押下モード) そしてHolizontalノブで波形の時間軸を広げるとそれに 連れてFFT画面が上図のようになる。周波数軸の1目盛が500Hz に変わる。 |
![]() 図7>更に図6のままHorizontalノブで波形時間軸を広げ、また 「MATH」ボタンを押してHorizontalノブでFFT画面の周波数軸を 適当に調整して見やすくする。 画面上段の波形画面は見難いが、FFT画面の方は周波数軸1目盛=100Hzになり、 392.6Hzのピークがその位置で読み取れる。 |
![]() 図8>これは本体のCAL用矩形波(1kHz)。 FFTの周波数軸を見やすくするためには、「CH1」ボタン・オン状態で波形の 時間軸を適当に調整し、更に「MATH」ボタン・オン状態で、周波数軸の 伸縮を調整する。1,3,5,7kHz・・でピークが立っているのが 分かり易い。 |